トピックス



  1. ホーム
  2. トピックス
  3. 【新連載】月刊 人事マネジメント2012年12月号

お知らせ

【新連載】月刊 人事マネジメント2012年12月号

2012.12.29

●表紙2012.12月号.jpg

月刊 人事マネジメント2012年12月号(株式会社ビジネスパブリッシング発行)より
弊社代表:門田政己が連載を担当しています「データが語る!成果をもたらす人財の真相」が発売されました。
今回のテーマは、「自分に対してポジティブか?」です。
みなさまの組織にとってご参考になれば幸いです。


お買い求め>>> http://www.busi-pub.com/


以下、連載の内容になります。
※ 内容の公表につきましては、納本1ヶ月後のご承諾を頂いております。


2012年12月号_データが語る!成果をもたらす人財の真相.pdf


◆筆者
門田 政己(かどた まさみ)
「持続可能な人と組織の成長」をテーマに社会人の育成に携わる。今までに500以上の組織へ業績向上や組織活性化を実施。新刊に『人財白書 ~パフォーマンスを上げる人財の要件~』(産学連携調査)などがある。

◆企業情報
MON株式会社
〒104-0061東京都中央区銀座5丁目6番12号 bizcube 7F
メール info@moncompany.co.jp
電話 03-6311-7584(代表)
ホームページ http://www.moncompany.co.jp/

◆プロローグ
経営の3 要素として「人」「物」「金」,(「情報」「時間」を加えて4 要素, 5 要素)などと語られることがありますが,「人」を他の要素・資源と同じように括るのは,経営や人事に携わる方は改めるべきでしょう。なぜなら,物,金,情報,時間は「人」が創り,「人」によって活かされるものだからです。そして「人」だけが唯一,自らの意思を持ち,自ら考えて行動できます。ということは「人」以外の経営要素・経営資源は「人」のための道具といっても過言ではありません。逆に,「人」を物や金と同じように認識している経営者や人事は,「人」への接し方でも道具や手段のごとく扱っている様子が散見されます。挙げ句の果てには「経営効率のため」「企業存続のため」などと大義名分を掲げ,リストラを行います。企業経営を家庭に置き換えて想像してみてください。世帯収入が減少したからといって我が子を寒空へ追い出し,衣食住を奪うようなことをしますか? 普通は自分のことを差しおいてでも我が子を優先して守ろうとするでしょう。「人」は物や金とは違うという当たり前のことを申し上げると,一部の経営者や人事の方からは「それは理想ですよ」と返されます。社員に対して自分と同じ人間として接したり,一緒に働く仲間を家族のように大切にしたりすることは「理想」の話でしょうか?「人」は消耗品ではありません。実際,私たちが今までに活性化支援をしてきた500社以上を振り返ると,共通して「人」を大切にしている組織では,改革が早く進み,業績の改善も著しい結果です。反対に「人」を大切にしていない組織では,物も金も,さらには取引先や顧客などすべてを大切にしていない傾向がありました。

◆「人財」が求められている
近年,日本経済はかつてないほど厳しい状態に曝されています。社会や経済の環境変化に対応しつつ,新たな付加価値を創造し,提供することが差別化であり優位性となります。その要となるのが「人財」です。「人財」とは造語であり,その意味や解釈は人によって異なりますが,「組織にとって人は唯一無二の存在」という前提に立てば,「人」も「人材」も「人財」もすべて同じです。強いて言えば,材料を連想させる"材"ではなく,財産を連想させる"財"を使うほうがこれからお伝えしたい内容に相応しいと考えています。人が「人財」である価値は,激しい環境変化に対応すべく自らの意思で考え行動できる点にあります。ゆえに,企業は,人財によって差別化でき,人財によって優位性を確立できるのです。

◆「人財の絶対条件」とは?
では,連載テーマでもある「成果をもたらす人財の真相」に迫っていきましょう。今回の真相は「人財の絶対条件」です。驚くべきことに,私たちが今まで現場でリサーチしてきた10万人以上のサンプルから辿り着いた「成果を上げるビジネスパーソンの共通項」と,今回,産学連携で調査分析した「人財白書(パフォーマンスを上げる人財の要件)」(*)が示す結果は同じでした。その根底にある絶対条件とは,"自己肯定的であること",いわゆる"ポジティブマインド"を持っていることです。調査では,6 つの対象(①自分,②父親,③母親,④子供,⑤所属する組織,⑥所属する組織が提供する商品&サービス)に対して「長所と短所を思い浮かべたとき,どちらのほうが多いですか?」と質問しました。その結果,自分に肯定的な人は,家族(父親,母親,子供)や,所属する組織,および提供する商品&サービスのいずれについても肯定的な回答となっています。逆に自分自身に否定的な人は,家族や組織に対しても否定的でした。自分自身と他者に対する肯定・否定の評価では明確な相関があったことから,自分への肯定(または否定)の感情が,他者にも投影されていることが分かります。組織のなかで,個人プレーによって大きな成果を上げることには限界があります。むしろ周囲と協力し合いながら,他者の力を引き出し,組織的に進めることで大きな成果は生まれます。その意味では,自分に肯定的である人は,他者の能力も信頼する傾向があり,積極的に他者に働きかけ,その力が相乗的に活かされている様子が目に浮かびます。日常に置き換えてみても,自身に否定的な考え方をしている人より,肯定的な意識で取り組んでいる人と仕事をしたときのほうが"私も頑張ろう"と思えてきますよね。

◆就業形態別と職業別の傾向
今回ご紹介するデータは,就業形態別と職業別にみた「自分の長所と短所」についての回答結果です(図表1 ・2 )。就業形態別では,会社の経営者・役員,団体職員・役員が他の就業形態よりも「長所のほうが多い」とする回答比率が高く,自己肯定的なのが特徴的です。やはり,上に立つ者として「人の良いところを発見する力」が大切なことが分かります。反面,学生では「短所のほうが多い」とする比率が約半数に達しています。謙虚さや建設的な意識の表れであればいいのですが,あまりに否定的な場合は行動を抑制してしまう可能性がありますので気になる結果です。次に職業別でみると,管理的職業が群を抜いて「長所のほうが多い」という自己肯定的な回答が高く,「短所のほうが多い」という自己否定的な回答比率は低くなっています。つまり,組織力を最大限に発揮する職業柄が顕著に表れた結果だと思います。

*  *

次回は,今回取り上げた自己肯定と相関関係にある「成果をもたらす人財の3 つの価値観」を紹介する予定です。

*  *

(*)「人財白書」......法政大学大学院(政策創造研究科ゼミ代表者会議)が実施した社会調査とMON株式会社が同校監修のもとで実施した「人財に関する調査」をまとめたもの。分析結果では,「パフォーマンスを上げる人財の要件」の解明に成功しています。





※ 本件で使用している商標等は、各社の商標です。

※ 個人情報の取り扱い、ならびにその他情報の取り扱いにつきましては、MON株式会社が定める
  プライバシーポリシーに添って情報の収集、利用、提示を適切に行います。

MON株式会社
〒104-0061 東京都中央区銀座5-6-12 bizcube 7F
TEL:03-6311-7584 FAX:03-6311-7585
http://www.moncompany.co.jp

会社外観
MON株式会社
住所
東京都中央区銀座5丁目6番12号 bizcube 7F
TEL
03-6311-7584
FAX
03-6311-7585
アクセス
東京メトロ「銀座駅」B3出口より 徒歩2分
JR「有楽町駅」中央口より 徒歩8分
お問い合わせ
会社案内

© MON company All Rights Reserved.